コンプライアンス意識を現場に浸透させるには:

2025年 倫理・コンプライアンスプログラムの定着度に関する国際調査(日本語版)

 

LRNが実施した「2025年 倫理・コンプライアンスプログラムの定着度に関する国際調査」では、世界の倫理・コンプライアンス(E&C)プログラムの定着度を6領域で分析しています。本レポートでは、日本企業にとって特に重要度の高い「企業文化」と「リスク評価・報告体制」の2領域に焦点を当てて、詳細に解説します。

「倫理的価値観が中間管理職層に浸透しない」「研修の効果が測れない」といった“現場のつまずき”をデータで可視化し、管理職向け研修と人事評価の連動、不正やハラスメントのケース管理一元化、成果指標の設計まで、すぐに着手できる実践策を紹介しています。

さらに、2025年以降に優先すべき3つの施策を提示することで、倫理・コンプライアンス(E&C)プログラムを、単なる「ルール運用」の段階から、組織文化をリードする「倫理的リーダーシップ」の段階へと引き上げるための、具体的な実務指針を示しています。

レポートはこちらからご覧いただけます

主なポイント 

  • 倫理的文化の浸透の遅れ: 企業で人事評価に倫理・コンプライアンスに関する項目を組み込んでいるのは31%に過ぎず、中間管理職層において「倫理的な姿勢 (tone in the middle) が強い」と回答したのはわずか 15% にとどまっています。  

  • リスク評価の課題: リスク評価において人材マネジメントのリスクを考慮している組織はわずか 19% にとどまっており、第三者機関を活用しているケースも限られています。

2025 年 倫理・コンプライアンスプログラムの定着度に関する国際調査(日本語版)」では、「倫理的企業文化」と「リスク評価・報告」における日本企業の課題と、明日から着手できる実務策を紹介しています。  

さらに、LRNでは倫理・コンプライアンス分野に特化したトレーニングプログラムを幅広く提供しています。

2025 Global Study on E&C Program Maturity tablet 2 JP