先日開催された「Legal Innovation Conference Japan」にて、LRNのシニア・ビジネス・デベロップメント・マネージャーである山越紀子が登壇し、テクノロジーを活用した最新の倫理・コンプライアンス(E&C)戦略について講演しました。
これまでの「紙ベース」の方針にとどまらず、これからは測定可能で価値観に基づくプログラムへの進化が求められています。
講演のテーマは「グローバルコンプライアンス研修と研修結果のデータ分析 ~ソフトウェアによる次世代コンプライアンス戦略~」
講演では、現代のE&Cプログラムに欠かせない次の3つの柱に焦点を当てました。
当日ご参加いただけなかった方へ
講演のアーカイブ動画はこちらからご視聴いただけます。
まず紹介したのは、LRNのグローバル研修ライブラリ Inspire Library 2.0です。
eラーニング、マイクロラーニング、動画、インフォグラフィック、オフライン教材など、500以上の多様なコンテンツを取りそろえ、世界中で柔軟に展開できます。特長は以下の通りです。
Inspire Libraryは、グローバルでの展開だけでなく、地域や文化に即したローカライズにも対応。企業ごとの課題に寄り添う、実効性の高い研修体験を実現します。
次に紹介したのは、E&Cプログラムの成果や改善点をリアルタイムで可視化する分析プラットフォーム Catalyst Revealです。
このツールを活用することで、研修の計画から実行、改善までのサイクルをスピーディーに回すことができます。主な機能は以下の通りです。
Catalyst Revealは、「見えづらいリスク」や「改善のヒント」をデータで可視化し、コンプライアンス活動を着実に前進させます。
Smart Codeは、従来の静的な行動規範をインタラクティブなWeb形式に変換し、実際の業務で活用される「生きたルールブック」へと進化させるツールです。
Smart Codeは、従業員の判断や行動に日々寄り添い、組織の価値観を浸透させるための実践的なツールです。
今回のLRNセッションでは、倫理・コンプライアンスの未来は「研修」「データ分析」「行動規範」の統合的な戦略にあるというメッセージが強調されました。
単なる認知向上にとどまらず、従業員一人ひとりの行動変容につなげることこそが、これからのE&Cプログラムに求められています。
その実現を支えるのが、Inspire Library、Catalyst Reveal、Smart CodeといったLRNのテクノロジーです。これらのツールは、「機能し、成果を証明できる」E&Cプログラムを構築するために、欠かせない存在となっています。