10年にわたる洞察 – 2024年倫理・コンプライアンス（E&C）プログラム有効性レポート

調査結果のハイライト：日本

• 従業員を重視したより使いやすいE&Cプログラムの提供に重きを置く日本の組織の割合は、2023年の21%から2024年は45%へと2倍以上に増えていますが、さらに改善の余地があります。
• E&Cリスクの予測、特定、軽減の分野において日本のプログラムは、APACや世界のプログラムよりも低い結果となっています。このことはリスク評価のプロセスを強化する必要があることを強く示しています。
• 倫理・コンプライアンス最高責任者が取締役会に直接報告をしている日本のプログラムの割合は50%であるのに対し、APACは36%、世界は33%にとどまり、日本はベストプラクティスとして群を抜いています。

調査結果のハイライト：グローバル

• リスクの分析と軽減には、プログラムの効果について評価するプロセスを改善し、有用性を高めることが最優先事項となっています。
• 高い効果を発揮しているプログラムでは、トレーニングシステムの使いやすさの改善より、全体的な有用性を高める確率が他のプログラムと比較し1.9倍となっています。
• 高い効果を発揮しているプログラムでは、複数のソースのデータをプログラム開発に活用している確率が他のプログラムと比較し2.1倍となっています。